朝日新聞「患者を生きる」で片頭痛が特集されました

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朝日新聞「患者を生きる」で片頭痛が特集されました
― 当法人の患者さんにご協力いただきました ―
こんにちは。医療法人社団いなほ会、事務局長のKです。
2026年8月24日から26日までの3日間、朝日新聞の連載企画「患者を生きる」において、「片頭痛」が取り上げられました。
今回の連載では、当法人が新中野で運営する「頭とからだのクリニック かねなか脳神経外科」に通院されている患者さんに取材へのご協力をいただき、長年にわたる片頭痛との生活や、これまでに受けてこられた治療、そして現在に至るまでの経過が紹介されました。
ご自身のつらかった経験を振り返り、それを多くの方に伝えることは、決して簡単なことではありません。
同じように頭痛で悩んでいる方の力になればとの思いから、今回の取材にご協力くださった患者さんに、改めて心より感謝申し上げます。
「頭痛くらい」と我慢し続けていた
今回の連載で描かれていたのは、長年片頭痛に悩みながらも、「たかが頭痛」「頭痛くらいで」と、薬を服用しながら我慢を続けてきた患者さんの姿です。
さまざまな治療を受けても十分な改善が得られず、頭痛は日常生活にも大きな影響を及ぼしていました。
そして最終回では、CGRP関連抗体薬による予防治療を開始し、頭痛のある日が大きく減少した経過が紹介されています。
紙面では、治療を受けた患者さんの「人生が変わった」という実感も紹介されました。
私も事務局長として日々の診療現場に携わるなかで、治療によって頭痛が減ることは、単に症状が軽くなるだけではなく、仕事や家庭、趣味など、その方の生活そのものを取り戻すことにつながるのだと感じています。
新しい治療には「費用」という現実もあります
CGRP関連抗体薬は、片頭痛に対する非常に有効な選択肢の一つですが、すべての患者さんに一律にお勧めできる治療ではありません。
従来の内服治療と比較すると、患者さんの経済的な負担が大きくなることも理由の一つです。
特に予防治療は継続する場合も多いため、「治療が効くかどうか」だけでなく、「無理なく治療を続けられるか」という点も大切になります。
従来の予防薬で十分に改善する方もいれば、急性期治療薬の使い方を見直すことで改善する方もいます。一方で、新しい治療によって、生活が劇的に変わる方もいらっしゃいます。
大切なのは、
「一番新しい治療を選ぶこと」ではなく、
「その方にとって一番適切な治療を選ぶこと」です。
頭痛の頻度や程度、日常生活への影響、これまでの治療歴、薬の効果や副作用、そして治療にかかる費用。
当法人のクリニックでは、こうした一つひとつの要素を患者さんと一緒に考えながら、その方に適した治療を選択していくことを大切にしています。
頭痛を我慢することを、当たり前にしない
片頭痛は、単に「頭が痛い」だけの病気ではありません。
仕事や学校、家事、育児、家族との時間、そして楽しみにしていた休日まで、人生のさまざまな場面に影響を及ぼします。
それでも今なお、
「頭痛くらいで病院に行ってよいのだろうか」
と、受診せずに我慢している方は少なくありません。
この数年で片頭痛治療は大きく進歩し、治療の選択肢も増えています。
頭痛を我慢することを、当たり前にしない。
今回、患者さんがご自身の経験を伝えてくださったことで、同じように頭痛に悩んでいる方が「一度相談してみよう」と思うきっかけになれば、私たちにとっても大変嬉しいことです。
最後になりますが、今回の取材にご協力いただき、大切な経験をお話しくださった患者さんに、改めて心より御礼申し上げます。
朝日新聞「患者を生きる」片頭痛編
2026年8月24日~26日掲載(全3回)
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